三重紐
帯結びを華やかにしてくれる「三重紐」は現在では欠かせないアイテムです。
振袖のセットの中には、ほとんど入っていますし、着付師は必ずこの三重紐を扱えます。
価格は1,000円以下ということもあり、購入しやすいですね。
華やかな帯結びをご希望の方には、三重紐をお勧めいたします。
三重紐の種類
三重紐は中央がゴムになっており、その両端に紐が縫い付けられています。
一般的には、中央のゴムは三重になっていますが、中には、ゴムが4重になっているものや、そのゴムにフックが片方に付けられているものもあります。
多少の形状が違っても、使用目的は一緒です。
使用方法
帯を胴に巻き、結んだ後に背につけます。
その後、羽根の形を整え三重紐のゴムに挟みながら帯結びを進めていきます。
昔のようように「仮紐を使って背に預ける」という作業がなくなります。
思うような帯結び、アレンジ豊富な創作帯結びを楽に進められますので、大変便利な着付小物です。
注意点
三重紐は大変便利な着付小物ですので、利用する機会は多いですね。
ただし、帯や帯結びによっては、使用しない方がいい場合もあります。
後に、訪問着や色無地などに二重太鼓結びをすることの出来る袋帯の場合、お太鼓部分に折り線をつけたくはありませんね。そのような場合は、三重紐を使用したとしても折りひだ沢山のボリュームある帯結びではなく、折り線に気をつけた帯結びをお勧めします。
三重紐使用の帯結びは、より華やかな帯結びをして差し上げたく、着付師も張り切りますが、帯のことを考える余裕があると良いですね。
華やかな帯結びをしても良い帯なのか、一生使うであろう袋帯なのかしっかり見極める眼が必要です。 着付を依頼するお嬢様、ご家族の皆様も帯について、帯結びについて、少しだけ知識として頭に入れて置かれますと、後のトラブルになりません。
※ 箔の帯は、一度折り線がついてしまうと、元には戻りません。
※ 刺繍の帯は、三重紐に通す際、刺繍糸に引っ掛けてしまわないよう注意が必要です。




