腰紐
腰紐という名前は「腰に使用する紐」ととらえられますが、腰に使用するだけではなく、着付に使う紐をすべて「腰紐」と呼びます。
お勧め素材は「モスリン」。
毛100%ですので滑りにくく、着崩れることなく進められますので、最適です。
お勧めできない素材は「ポリエステル」。理由は滑るため、着崩れが起こりやすいのです。
また、締めると細くなってしまいますので、体にくい込み、痛みを感じます。
快適に過ごせるように、体に負担の少ない滑らない紐をご用意くださいませ。
モスリンの腰紐
腰紐として、一般的に知られているのはこちらの「モスリンの腰紐」ですね。着物のことはあまり詳しくない方でも、ご存じの方は多いと思います^^
素材が毛100%ですので、仕舞いっぱなしにしておきますと、虫食いで穴が空いてしまうこともありますから注意が必要ですが、着付けには滑らない紐として最適です。
私としましては、このモスリンの腰紐をお勧めいたします。
正絹の腰紐
正絹の腰紐も大変締めやすいです。ただし中には紐の中に芯を入れてある腰紐もあります。お勧めは芯の入っていない腰紐。芯が入っている方がしっかりして良いように思いますが、使用すると紐の中で芯が折れてしまい、綺麗な状態ではなくなってしまいます。その折れてしまった芯がゴロゴロしてしまいます。
出来れば芯なしのもの、また使用後には芯を伸ばすなどお手入れすると良いですね。
楊柳の帯揚のようになっている正絹の腰紐もあります。こちらは着付師でもご存じない方もいらっしゃるかもしれません。普通の腰紐と特に変わりなく、同じように使用します。
広がりますので、利用法はいろいろとありますが、モスリンに比べ、お値段が高いです。
お手持ちの小物の中にこちらの正絹の腰紐がありましたら、ご持参頂くとよろしいですね。
新たに腰紐を購入なさるのでしたら、モスリンで充分ですね^^
ポリエステルの腰紐
ポリエステルの腰紐は緩みやすいのでお勧めはできません。ただ...、中には可愛らしいものもあり、欲しくなってしまうこともあると思います^^
予めポリエステルは滑るもの、と知っておけばそれなりの覚悟で(笑)購入できますね。
着付教室では、お太鼓を結ぶ際の仮紐として、専用のポリエステル紐を使用することもあります。
目的によって使用すると良いですね。
腰紐の必要本数
腰紐の必要な本数は、おおよそ3~5本。曖昧な本数をお伝えせざるを得ないのは、他にご用意される着付小物によっても、必要とする本数が違ってくる為です。
以前は着付小物と言えば、腰紐と伊達締めくらいでしたが、近年では便利な着付小物が多く販売されていますね。コーリンベルト、伊達締め、ウエストゴムベルト、着物ファンデーションなどなど。
ですから、これらの着付け小物をご使用の場合、それに応じて腰紐の品数を減らすことができます。ただし、補整用には腰紐を使用する場合もありますし、また長襦袢の丈が長い場合にも腰紐が必要となります。便利な着付小物を使用する場合でも、2本くらいの腰紐はご持参頂くとよろしいかと思います。
不安があるようでしたら、事前に着付をしてくださる方や、美容院へ確認しておくと間違いがなくて済みます。
腰紐の長さと幅
腰紐はそれぞれのメーカーやデザインによって、長さと幅に違いがあります。普通体型の方の場合には、特に気にされなくても大丈夫かと思いますが、セール品など極端に安価なものは、購入の際に確認されることをお勧めいたします。
幅は広めの方が楽ですが、着付け方によっても違いが出ますので、それほど気にされる必要はありません。
ふくよかな方の場合は、購入の際に必ず長さを確認しましょう。
一般的な紐の長さは200~210センチです。安価な場合200センチ無い場合もあります。
ふくよかな方には長尺の230センチ、または男性用の240センチくらいあるものがお勧めです。
腰紐は、前から後ろへ持って行き、交差させて前に戻し結びますので、その分の長さが必要となります。着物の時は、ふくよかな方でも補整はしますので、その分必要とする長さが増えます。
充分な長さのある腰紐の方が、結びやすいですし、長さが足りないとお嬢様ご自身が恥ずかしい思いをされてしまう場合があります。
充分な着付が出来るよう、ご持参頂く着付小物を今一度ご確認頂けたら...と思います。
ウエストゴムベルト
着物の裾合わせの後に使用する腰紐として、この「ウエストゴムベルト」使用することもできます。こちらはベルト全体がゴムになっておりますので、大変楽に過ごせる便利小物です。
詳細はこちらよりご覧くださいませ。 ⇒ ウエストゴムベルト:腰紐




